フリーランスと派遣の違いについてしっかりと理解している方は少ないのではないでしょうか?
そんな今回は、フリーランスと派遣の違いについて、徹底的にお話していきます。
フリーランスと派遣の契約の違いや収入の違い、保険や税金の違いについて見ていきましょう。
特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・フリーランスを検討している方
・フリーランスと派遣の違いを理解したい方
・現在正社員として活躍をされている方
フリーランスと派遣の違いとは?
フリーランスと派遣の違いについて解説していきます。
<フリーランスについて>
フリーランスは、特定の企業・団体・組織に雇用されず、独立して活動する働き方/働く人を指します。フリーランスは、企業と雇用契約を結ぶのではなく、案件ごとに業務委託契約などの契約を結ぶことが特徴です。
主な職種としてはエンジニア、デザイナー、ライターが挙げられますが、その他にもアナウンサー、ジャーナリスト、プロデューサー、アニメーターなど様々な職種の方がフリーランスで活躍されています。
フリーランスという働き方についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事がオススメです。
<派遣について>
派遣とは、自身が登録した派遣会社から企業に派遣され、派遣先の指示のもと業務に携わる働き方のことです。
派遣社員は契約のスタイルによって「常用型派遣」「登録型派遣」「紹介予定派遣」の3つに分かれます。
常用型派遣は、派遣会社の正社員として雇用され、特定の企業に派遣されます。
登録型派遣は、派遣会社からの紹介を受けて希望の就業先が見つかった時だけ雇用契約を結びます。
紹介予定派遣は、派遣先企業に正社員や契約社員などの直接雇用されることを前提に一定期間派遣として働くことです。
一般的に派遣として使われるのは「登録型派遣」である狭義の意味がほとんどでしょう。
派遣の場合は派遣労働者と派遣会社が雇用契約を結びます。そのため、派遣会社から給料を受け取ることになります。
また、雇用契約は派遣期間中のみ発生するため、登録しただけでは契約が成立しないことも特徴です。
派遣も幅広い職種の方が活躍されており、その中でも事務職や営業職、アパレル販売員などが代表的でしょう。
常用型派遣のメリットは無期雇用となり雇用が安定するということです。1つの派遣会社での仕事が終了してもまた次の派遣先での仕事があるため、継続的に仕事があります。そのため仕事が無いという不安は登録型派遣と比較すると非常に少なくなるでしょう。
その他、常用型派遣は3年を超えても働くことが出来る点、時給制ではなく月給制にある点、場合によってはボーナスや昇給がある点と、様々なメリットがあります。
登録型派遣の最大のメリットは、勤務地や業務内容などを自分で選んで決めることができるという点です。自分の条件に沿った職種を選択出来ます。
紹介予定派遣の最大のメリットは、派遣契約期間終了後に正社員や契約社員になれる可能性があるという点や入社前に実際に働いて仕事内容や職場環境を見ることが出来る点です。
しかし、派遣スタッフと派遣先企業の双方に合意の元直接雇用に切り替わるため、直接雇用に企業側が合意しない可能性もあり得ます。
なお、2015年労働者派遣法の改正により、すべての派遣が同一の職場で働けるのは『上限3年』と定められています。専門26業務のみ認められていた『期間の上限無し』という例外も撤廃されています。
派遣の専門26業種というのはソフトウェア開発、機械設計、放送機器等操作、放送番組等演出、事務用機器操作、翻訳・通訳・速記、秘書など専門性が求められる職種です。
フリーランスと派遣のメリット・デメリット
フリーランスには、働く時間や場所、休日を自分で決められるなど、自由度が高いというメリットがありますが、その反面、営業や税金、保険の支払いなどを自分で行う必要があるというデメリットがあります。そこで、フリーランスと派遣のメリットとデメリットをいくつか紹介します。
フリーランス
フリーランスのメリットは、案件ごとに企業と直接契約を結ぶため、自身の実力がそのまま収入に繋がりやすいということです。スキルの高さなどに応じて収入は増える可能性が高くなります。その他にも、特定の人間関係でのストレスが少ない、副業ができるなどのメリットもあります。
デメリットは、前述した通り営業や税金関係、保険関係の手続きなどを自分で行う必要があることです。また、個人で営業を行う場合、継続した案件の獲得は約束されていません。さらに、在宅案件などで孤独を感じ、モチベーションが下がってしまう可能性も考えられます。
派遣
派遣のメリットは、派遣先の企業との間に派遣会社が入ることです。それにより、業務で感じた不安や問題を派遣会社に相談することができます。派遣先を探すときも派遣会社が企業を紹介してくれるため、自分で営業を行う必要がないところもメリットです。また、派遣期間中は派遣会社と雇用関係にあるため、労働条件によっては社会保険や健康診断、有給休暇などの福利厚生を受けられる場合があります。
反対に、派遣会社が間に入ることで仲介手数料が発生することがデメリットのひとつといえます。また、実力が収入に反映されにくい、タイミングによっては自身の希望通りの業務がない、安定した長期雇用は難しいなどのデメリットもあります。
このように、フリーランスと派遣にはそれぞれメリットとデメリットがあるため、自身の希望と照らし合わせてどちらを選択するのか決めるとよいでしょう。
レバテックフリーランスでは、フリーランスに関する相談に無料で対応する個別相談会を実施しているため、フリーランスに興味のある方はぜひご相談ください。
また、案件のご案内も行っており、参画前から参画後まで万全のフォロー体制でサポートしています。
現在フリーランスとして活動している方も、フリーランスを検討されている方も、お気軽にご利用ください。
2.フリーランスと派遣の収入の違い
フリーランスと派遣の収入の違いについて解説していきます。
フリーランスの場合は、エンジニアのスキルや経験が収入に影響を与える可能性が非常に高いと言えるでしょう。さらに、フリーランスは個人事業主であるため確定申告で経費を計上して節税することが可能です。エンジニアやデザイナーなどの専門性の高い職種の場合、非常に高額な収入を得ることができます。
派遣の場合、フリーランスほどはスキルが収入に影響しません。成果を出しても、会社の給与規定を大きく超えるような収入は得られない可能性が高いです。
エンジニアを例に下記条件でフリーランスと派遣の月収と年収を比較してみましょう。
<条件>
勤務地:東京都23区内、稼働日数:週5日、精算:140〜180時間、期間:長期(3ヶ月以上)
業務内容:Webアプリ開発/運用/改修、開発環境:Java、PHP、DB/MySQL、OS/Linux
経験年数:3年以上のWebアプリ開発
————————————————————–
・フリーランスの場合:
月額:75円、年収:900万円
・派遣(登録型派遣)の場合:
月額:42万~60万円、年収:504万~720万円
————————————————————–
上記例は全くの同一条件ではないため、参考としてご覧ください。また、エンジニアなどの専門職の場合、経験スキルや実績により収入は大きく異なります。
3.フリーランスと派遣の税金の違い
フリーランスと派遣の税金について解説していきます。
フリーランスの場合、確定申告を毎年提出しなくてはいけません。節税を意識するのであれば、青色申告が必要です。フリーランスエージェントを活用した場合の収入は、源泉徴収されている可能性があります。
派遣社員の場合、基本的には派遣会社が年末調整という形で手続きを行ってくれるため、自分で確定申告をする必要はないです。しかし、12月の年末調整時に派遣会社に雇用されていない場合、自分で確定申告をする必要があります。しかし、派遣会社ごとにより異なりますので、事前に確認することをオススメします。
4.フリーランスと派遣の保険の違い
フリーランスと派遣の保険について解説していきます。
フリーランスの場合、基本的には国民健康保険、前職の健康保険を任意継続、国民健康保険組合の3択です。
多くのフリーランスの方は国民健康保険に加入しているかと思います。保険料は前年度の所得によっても市区町村によっても異なります。また個人事業主は配偶者などを扶養に入れることはできず、家族の人数分の保険料を納めなくてはなりません。前職の健康保険を任意継続することが出来ます。退職後2年間に限り継続が可能です。
国民健康保険組合は、決まった職業に従事する人が加入できる限定された健康保険です。
フリーランスの場合、Webデザイナーとして「文芸美術国民健康保険組合」に加入することが出来ます。
国民健康保険組合の特徴は、所得の大小にかかわらず納付金額が一律である点です。
国民健康保険や任意継続する健康保険の場合は、所得や居住地によって納付金額が異なります。そのためフリーランスWebデザイナーとして活躍している方は比較検討してみましょう。
なお、フリーランスエージェントを活用している場合、独自の保険サポートを受けることが出来る場合があります。
派遣の場合、国民健康保険か社会保険の2択です。社会保険に関しては、1週間の所定労働時間が20時間以上や1年以上の雇用が見込まれることなどの特定の条件を満たせば、加入できます。
社会保険の加入手続きは、派遣会社が行ってくれるため、自分では特に手続きをする必要はありません。ただし、それまでに国民健康保険に加入していた場合は、自分で脱退の手続きを行う必要があります。もし国民健康保険の脱退手続きをしないと、保険を2重払いすることになるため注意しましょう。